長雨だった夏を取り戻すように連日真夏のような暑さが続く岡山TIサーキットでまさにその暑さを超えるレースが繰り広げられた。今回TEAM
ADVANは木曜日より走行を行い車の調整をすすめた。
●フリー走行
終始午前中のセッションよりトップタイムを出しつづける25号車。ここに来て車の調子はすこぶる良さそうである。細かく走行の終了後にエンジニアとドライバーでミーティングが持たれて着実に車のセットを決めていく。かなり良い方向で車が決まり無事に金曜日のフリー走行は終了する。明日の予選が楽しみである。
●予選:2位
今日もジリジリする暑さである。午後は曇り一時所により雨の天気予報だが、雨は微塵も降りそうに無い。1回目の予選が定刻にスタートした。今日のコンディションと車が合っているか、丁寧に走行をしながら確認する織戸選手2周目1’39”063でタワー前を通過する。3周目じっくり丁寧に走行をして1’37”399を出す。もちろんトップタイムである。その後、羽根選手に交代してタイムアタックを無事終了2回目の予選に備えた。予選2回目雲は出てきているが暑さはマシにならない。
14:20に予選開始になる車に乗り込んでスタンバイをして静かに時を待つ織戸選手。
14:24エンジンをスタートしてコースに出る。2周目1’37”450のタイムで戻ってくる。予選1回目のタイムに僅かに届かないが、この周がタイムアタックである。皆に緊張が走る、これは36秒台が出るのでは・・・。モニターを見つめるピットクルー達、織戸選手は他車を上手く交わしながら走ってくる。もう最終コーナーに入る所で目の前に他車がいた、接触を避けようとして少しコースアウトをしてしまう。タイムは1’38”819 これが無ければ 36秒台に入っていただろう。ライバルチームは動かない。混走時間まで待つようである。15:00になると続々とコースインして行く。エンドレススカイラインがトップタイム1’37”125を出すと ランドリーOGBアドバンGT3は1’37”811
ファルケンポルシェは1’38”070のタイムを出すと、何ともう一度織戸選手はコースインしてタイムアックを行うが1’37”442で僅かに午前中のタイムに及ばず、予選2位となる。