R7 リタイア

2001.10.5〜10.6@スポーツランド菅生

Photos by TK


予選結果;クラス2位。(総合11位)
グループN+クラス予選結果

順位    

クラス

総合車番車名チーム名
タイム
19#36MAZIORA ALTEZZATOM'S SPIRIT
1'32.615
211#25ADVAN ALTEZZATEAM DD
1'32.944
314# 55ZIGEN INTEGRATEAM 5ZIGEN
1'33.265
416#163H-factory ALTEZZAエイチファクトリーレーシング
1'33.376
522#38エイベックス・アルテッツァKRAFT
1'33.757
625#96ネッツ大分アドバンアルテッツア
ストリートハウスレーシングチーム
1'34.295
733#28WAKO'S. ADVANブリッグスワローレーシング
1'36.999

決勝結果;リタイア。
順位   

クラス

総合車番車名チーム名
ラップ
16# 55ZIGEN INTEGRATEAM 5ZIGEN
131
212#96ネッツ大分アドバンアルテッツア
ストリートハウスレーシングチーム
129
314#38エイベックス・アルテッツァKRAFT
128
416#36MAZIORA ALTEZZATOM'S SPIRIT
127
517#163H-factory ALTEZZAエイチファクトリーレーシング
127
626#28WAKO'S. ADVANブリッグスワローレーシング
124
以上順位認定
--#25ADVAN ALTEZZATEAM DD
92


●予選
 今回は、いままでの流れに戻して織戸がセットアップを担当することとなった。
 まずは、予選開始と同時に黒澤選手とインテグラの道上選手がコースイン。早々にアタックを開始。黒澤選手は計測2周目に早くも1’32”651という好タイムをマーク。続く3周目は若干ながらタイムアップして1’32”615をだして暫定ポールへ。一方、織戸はコースが落ち着くのを待ち予選開始20分後にコースイン。と同時に脇阪選手、松田選手も織戸を追いかけるようにピットアウトしていった。
 織戸は計測1周目から快調に走り、まずは、1’33”507をだして戻ってきた。続く2周目は、1’32”944を記録して、最後のアタックとなる3周目に全力を注ぐも、他のクラスの車両にひっかかってクリアラップを取れず1’33”087にとどまってしまった。
 結局、黒澤選手がそのままポールポジションとなり織戸は予選2位となった。


●決勝
 朝8:00からのフリー走行では、マシンのバランスも良くトップタイムをマークした。スタートは今回は織戸が担当する。きれいなスタートが切られ、ポジション通りに1コーナーを抜けていった。織戸は黒澤選手の真後ろにつけ、1周目は-0.356秒差でぴったりとついていった。
 ところが、5周目には、最近メキメキとセットアップが決まってきた道上選手のインテグラが迫ってきてその差+0.948秒。しかし、黒澤選手と織戸のアルテッツァは8周目あたりから、インテグラを引き離しにかかり、9周目には+2.6秒のリードを築く。そんな状態のなか織戸は、黒澤選手を抜く機会をうかがうが、なかなか抜くまでにはいたらず、ピッタリと追走していく。そして、19周目に事態は一転した。周回遅れの車両を3コーナーで抜こうとした黒澤選手とその抜かれる車両が接触。黒澤選手のマシンはコースアウトしてしまいグラベルにはまった。織戸も目の前でのアクシデントでヒヤッとしたが、うまく通り抜けていよいよトップへ。
 しかし、この時インテグラも巻き返してきてその差+0.5秒しかなかった。インテグラはFF車の為、フロントタイヤ2本のみの交換でピット作業を終えるであろうと予測されるため、なんとか10秒はリードを拡げたいと織戸は考え必死に走る。52周目には、ターゲットを上回る12.392秒にまでその差を拡げた。この時点で総合も7位にまで上がってきた。しかし、この時から徐々にタイヤのグリップが低下してきた。
 チームは、当初65周でのピットインを考えていたが、予定を早め60周へと変更。しかし、まだ、8周あった。なんとか、走りきろうと織戸も必死に運転するが、57周目には+7.923秒、58周目には6.311秒とせっかく築いたリードを失っていった。そして60周目に同時にピットインするが、その時のリードはわずか2.687秒だった。チームは素早く作業を終えたが、交代した谷口が乗っているマシンのジャッキが降りる時には、服部選手が乗ったインテグラがピット出口へと既に向かっていた。
 谷口は、逆転されて、その差-6.788秒となるものの、毎ラップ確実にその差を縮めて帰ってきて66周目には-5.7秒、71周目には-5.2秒、74周目には-4.0秒と完全に追い上げ体制を築いていた。そして、79周目には-1.806秒、82周目には-0.992秒、84周目には-0.398秒と完全に後ろに着いた。
 ところが、直線で速いインテグラを抜くことは簡単にはできず、135周のレースでもあるため、谷口はしばらく様子を見ることにした。しかし、93周目に入ったアルテッツァは、突然エンジンが止まってしまいリタイアとなってしまった。