R6 TI 完全優勝・シリーズチャンピオンに王手

 2001.9.8〜9.9 天候:予選曇りから晴れ、決勝晴れ 路面:ドライ
 テレビ放映:Sky Perfec TV 749ch
 ◆9/23・30(日)10:00〜 ◆8/27(木)23:55〜 ◆8/29(土)26:30〜 他

  予選 クラス/ポールポジション(総合8位)
  GN+クラス
  1:#25 ADVAN ALTEZZA (TEAM DD ) 1'41.762コースレコード(R)
  2: #10 エンドレスアドバンアルテッツァ (エンドレススポ-ツ) 1'42.227(R)
  3: #37 ゼロフォーR ALTEZZA (TOM'S SPIRIT) 1'42.765(R)
  4: #38 JIC クリスタルアルテッツァ (JIC with KRAFT) 1'43.098
  5: # 4 REDLINE ALTEZZA (TEAM SUPER TECHNO) 1'43.383 
  6: #36 MAZIORA ALTEZZA (TOM'S SPIRIT) 1'43.391
  7: #96 グラッドネッツ大分アルテッツァ (ストリートハウスレーシングチーム) 1'44.675
  8: #67 SB寿ADVAN アルテッツァ (レーシングハウス坂井) 1'46.121
  9: #35 INGING CELICA (INGING) 1'46.241  
  10: #56 ALFA 156ツインスパーク (FIAT AUTO JAPAN) 1'46.437
  11: #65 ALFA 156ツインスパーク (FIAT AUTO JAPAN) 1'47.526

  決勝 クラス優勝!!(総合4位)
  GN+クラス
  1:#25 ADVAN ALTEZZA (TEAM DD ) 107 laps
  2: #10 エンドレスアドバンアルテッツァ (エンドレススポ-ツ) 106 laps
  3: # 4 REDLINE ALTEZZA (TEAM SUPER TECHNO) 105 laps
  4: #37 ゼロフォーR ALTEZZA (TOM'S SPIRIT) 103 laps
  5: #96 グラッドネッツ大分アルテッツァ (ストリートハウスレーシングチーム) 103 laps
  6: #36 MAZIORA ALTEZZA (TOM'S SPIRIT) 103 laps
  7: #56 ALFA 156ツインスパーク (FIAT AUTO JAPAN) 102 laps
  8: #35 INGING CELICA (INGING) 102 laps
  9: #65 ALFA 156ツインスパーク (FIAT AUTO JAPAN) 101 laps
  10: #67 SB寿ADVAN アルテッツァ (レーシングハウス坂井) 100 laps
  11: #38 JIC クリスタルアルテッツァ (JIC with KRAFT) 89 laps


●予選
 台風が接近していたが、岡山県地方においては真夏を想い出させるような太陽が照りつけていた。しかし、やはり台風の影響で天候が安定していないので、いつ雨が降るかわからないため予選開始早々にコースイン。スーパーテクノ、トムスの2台そして織戸と4台のアルテッツァが続いて予選を開始した。織戸は、計測1周目で1’42”393を出してクラストップに。続く2周目に1’41”808を出してコースレコードをそして3周目にはさらにタイムを更新して1’41”762をたたき出した。各車タイムアタックを続けているが、そのタイムを上回ることはなく飯田へ交代。飯田は、1’43”265を出してクゥオリファイした。
  「タイヤとそれに合わせたサスペンションが決まって完璧でした。昨日ぐらいの気温だったら40秒台に入ったと思う」と自信満々に織戸が語った。

●決勝
 朝のフリー走行でフルタンクの状態でもマシンはバランスが取れていてまったく問題がない。昼休みには「ドリフトアトラクション」を織戸、飯田でおこなっていよいよ決勝。
  スタートは今回も織戸が担当。ソフトタイプのタイヤを選択していたので、先行逃げ切りでタイヤの摩耗が激しい場合には、飯田へ早めに交代するという作戦でスタート。予定通りに13:20にローリング開始。1周まわっていよいよレース開始。織戸はスターティングポジションをキープして周回を重ねていく。2位のエンドレスは、シリーズ争いには関係ないので、ペースが速いようなら先行させようと思ったが、織戸のペースについてこない。後ろを気にしつつ自分のペースで無理なく走るが徐々に離れて40分経過後の20周目には、その差5.3秒となる。織戸は終始45秒台で安定して走行するが30周目には+10秒のリードを築いた。
  そして、37周目、シリーズ2位につけているクラフトのアルテッツァがパンクで緊急ピットイン。我々に取ってはとても楽な展開になってきた。40周目にはエンドレスアルテッツァに対して+13.6秒となる。織戸もいよいよ、タイヤが摩耗しだして46秒台のペースに落ちる。しかし、他車もこのころにはタイヤがぎりぎりになっているのか、飯田へ交代する直前の50周目には21秒の大量リードとなった。
  56周目にピットへ戻り飯田へバトンタッチ。最初の数周、飯田は44秒台でプッシュして、65周目(飯田へ交代して9周目)には21秒差を取り戻す。後は、淡々と46秒台で走るが、81周目には+26秒で総合5位まで浮上。そして、93周目には、なんと総合4位へ。上位の3台は、1クラスのスカイラインGT-Rだけだ。そして、16:36、107周を走行して結局2位に42秒の大差をつけてフィニッシュした。
  「次回、菅生で優勝して最終戦を待たずにシリーズチャンピオンを決めます」と織戸・飯田の両ドライバーが笑顔で語った。