R7 トラブル続きの4位完走

 2001.10.6〜10.7 天候:曇りから晴れ 路面:ドライ

 予選結果;クラス3位。(総合9位)
1:#10 エンドレス アドバン アルテッツァ (エンドレススポ-ツ) 1'32.451
2:#36 MAZIORA ALTEZZA (TOM'S SPIRIT)          1'32.483
3:#25 ADVAN ALTEZZA (TEAM DD)              1'32.594
4:# 4 REDLINE ALTEZZA ( TEAM SUPER TECHNO)     1'33.166
5:#38 JIC クリスタルアルテッツァ (JIC with KRAFT)     1'33.800
6:#37 MAZIORA ALTEZZA (TOM'S SPIRIT)          1'33.854
7:#56 ALFA 156ツインスパーク (FIAT AUTO JAPAN)    1'36.815
8:#65 ALFA 156ツインスパーク (FIAT AUTO JAPAN)    1'37.519

決勝結果;クラス4位。(総合14位)
1:#36 MAZIORA ALTEZZA (TOM'S SPIRIT)          132 laps
2:# 4 REDLINE ALTEZZA ( TEAM SUPER TECHNO)     132 laps
3:#38 JIC クリスタルアルテッツァ (JIC with KRAFT)     131 laps
4:#25 ADVAN ALTEZZA (TEAM DD)              130 laps
5:#56 ALFA 156ツインスパーク (FIAT AUTO JAPAN)    129 laps
6:#37 MAZIORA ALTEZZA (TOM'S SPIRIT)          125 laps
以上順位認定

7:#10 エンドレス アドバン アルテッツァ (エンドレススポ-ツ) 94 laps
8:#65 ALFA 156ツインスパーク (FIAT AUTO JAPAN)    63 laps


●予選
 昨日とはうってかわって秋晴れの絶好のレース日和の菅生サーキット。午前中の練習走行ではトップタイムの1’32”610を出している織戸は、自信満々にコースイン。今回もポールポジションを狙う。丁寧にタイヤを温めて計測1周目になんと、1’32”594を早くも出してきた。このペースでいけば、文句なしに31秒台へ突入だ。しかし、その時コックピットでは異変が起こっていた。なんと、メーターパネルに表示されるはずの今のラップタイムが写っていない。自分のタイムが速いのか?遅いのか?織戸は不安が頭をよぎるが、自分に絶対の自信を持ち計測2周目に突入。しかし、このペースでいいのか?もっと上げなければならないのか?その時、SPコーナーで突然、車体が流れ出した。完璧にドライビングに集中できなかったため、一瞬のリカバリーが遅れグラベルを走ってしまい予選は終わってしまった。「100%実力を出し切れなかったのが非常に残念でした」とピットへ戻ってきた織戸が語った。

●決勝
 予選3位とは言え、2位の木下選手のグリッドは目の前、ポールの黒澤選手は左前というポジション。スタートで一気に前に出ることは可能だ。12:38フォーメーションラップが終了していよいよスタート。まずは、1コーナーから2コーナーにかけて、前を走る木下選手のアウトにきっちり並び、3コーナーへ。3コーナーは左カーブのため織戸がイン側となり難なく抜き去る。早くも2位へ。そして、2周目には黒澤選手も抜きトップへ。しかし、ベテランの黒澤選手は、そう簡単に離れず、7周目の1コーナーでは逆に抜き返される。各コーナーでバトルしながら2台でトップ争いを演じていく。
  が、13周目織戸のマシンに異変が起き緊急ピットイン。なんと、またもやプラグがトラブルを発生。プラグ交換とタイヤ交換をおこない、怒濤の追い上げを開始する。予定外の92秒のピットストップは痛い。1周と30秒の差で最下位へ。しかし、織戸の驚異的な力走で55周目トップを走る黒澤選手を抜き同一ラップに並び5位へ。トラブルがなければ、ピットインしても全車周回遅れという走りだが・・・。
  ガソリンをぎりぎりまで使い、ようやく75周目に飯田へバトンタッチ。しかし、ピット作業中に再びトップの黒澤選手に先行され周回遅れに。飯田も織戸に負けず劣らない走りで88周目(残り43周)で黒澤選手を抜き、93周(残り39周)で38号車を抜く。続く94周目、10号車がエンジントラブルでリタイヤ。いよいよ3位へ。100周目(残り32周)を終えトップとの差は81秒。飯田のペースでいけば、1周2.5秒の差を詰めていくことも可能なはずだったが・・・。
  しかし、103周目に再度プラグが不調になり緊急ピットイン。38号車に先行されてしまう。60秒の作業でコースへ復帰する。105周目にホイールがはずれてコースに車両が止まってしまったため、セーフティーカーが入った。うまくいけば、一気に差が縮まる。が、追い上げもここまでで、なんと飯田の前にセーフティーカーが入ってしまい実質、トップとの差が1周増えてしまった。この差を追い上げるには、残り周回は少なく4位でチェッカー。タイトル争いは最終戦へ持ち越されてしまった。