R4 ツインリンクもてぎ まさかのトラブル・アゲイン

 2001.6.9〜6.10 天候:曇りから雨 路面:ドライからウェット

 予選:クラス/4位(総合21位)
  GN+クラス
  1:#10 エンドレスアドバンアルテッツァ 2'06.978 (エンドレススポーツ)
 
 2:#38 JIC クリスタルアルテッツァ  2'07.798  (JIC with KRAFT)
  3:#36 MAZIORA ALTEZZA    2'08.166  (TOM'S SPIRIT)
  4:#25 ADAVAN ALTEZZA     2'08.919  (TEAM DD)
  5:#4  REDLINE ALTEZZA     2'09.493  (TEAM SUPER TECHNO)
  6:#37 ゼロフォーR アルテッツア 2'09.523  (TOM'S SPIRIT)
  7:#5  5ZIGEN INTEGRA     2'10.102 (TEAM 5ZIGEN)
  8:#67 SB寿ADVANアルテッツァ  2'11.646 (レーシングハウス坂井)

  決勝:クラス:7位(総合29位)
  GN+クラス
  1:#38 JIC クリスタルアルテッツァ  88 laps (JIC with KRAFT)
 
 2:#10 エンドレスアドバンアルテッツァ 87 laps (エンドレススポーツ)
  3:#4  REDLINE ALTEZZA     86 laps(TEAM SUPER TECHNO)
  4:#37 ゼロフォーR アルテッツア 85 laps  (TOM'S SPIRIT)
  5:#67 SB寿ADVANアルテッツァ  81 laps (レーシングハウス坂井)
  6:#36 MAZIORA ALTEZZA    75 laps  (TOM'S SPIRIT)
  7:#25 ADAVAN ALTEZZA     65 laps  (TEAM DD)
     以 上 順 位 認 定

  8:#5  5ZIGEN INTEGRA     19 laps (TEAM 5ZIGEN)


●予選
 金曜日からの走行でマシン全体のフィーリングは悪くないのだが、タイムにつながらず足回りのセットアップが今一歩煮詰まらない。そして、セットアップが予選にまでずれこんでしまった。
 織戸はセッティング変更の確認のため予選開始前からピット出口に並んだ。開始と同時にストレートを一本通ってピットに戻りセットアップをさらに変更。しかし、2’08”919と思ったほど伸びなかった。そして、飯田に交代した。予選終了後、チームは遅くまで決勝のセットアップについてミーティングして明日に備えた。

●決勝
 スタート順位は結局4位だが、朝のフリー走行で大幅にセットアップを変更して、マシンのバランスはかなり良くなりようやく戦える状態に戻った。そして、レースを迎えるが幸運なことに織戸の前のグリッドの車両がエンジン交換をしたため最後尾スタートとなり空いていた。とりあえず、予選2位・3位の山路選手、黒澤治樹選手はすぐ左前方にいる。
 そして、ローリングからスタート開始。まずは、黒澤治樹選手を抜き3位へ浮上。1コーナーへ進入するが、なんとクラス・ポールのエンドレス・アルテッツァがスピンしている。織戸はアウトへ逃げるしかなくグラベルを使って無事に回避する。はやくも2位だ。残るは、山路選手1台のみだ。ソフトタイヤをチョイスしている山路選手は序盤にリードを拡げようと速いペースで逃げていく。予想以上に山路選手のペースが速く18周目には9秒リードされてしまうが、織戸は、冷静に追走してタイヤを温存していた。そんなに、ハイペースが続くはずがないぞ、後半が勝負だ。
 27周目にはさらに12秒差となっていったが、ほとんどラップタイムは差がなくなってきた。ガソリンも減って軽くなってきた34周目、35周目と織戸はベストタイムを連発して、本領発揮。43周目には9.9秒差に縮めた。そして52周目に総合7位クラス2位となってピットへ戻ってきた。山路選手も同じタイミングで織戸より前にピットへ入っていた。メカニック達の完璧な作業で、チームは山路選手に替わって松田選手が乗車したマシンがピットロードの横を通過した時に飯田を送りだした。コースを走ってくる車両の位置関係で、松田選手との間に他車が入ってしまったが、62周目に飯田は松田選手をとらえクラストップにおどり出た。
 飯田は、エンジン、ミッションをいたわりながら、残り43周を戦うことを考えていた。そして松田選手との差を徐々に広げていった。しかし、66周目に快調にピット前を通過していった飯田は戻ってこなかった。立体交差をくぐったところで突然エンジンがストップ。飯田はS字コーナーにマシンを止めた。15:45リタイア。105周のレースのため、ルールによってその70%である73周以上を走らないと完走扱いとはならないからだ。が、激しい雨が降り始めて2度にわたってペースカーが入り、90周でレースが終了してしまった。その時のN+のトップの周回数88周の70%である61周が完走条件となったので、4ポイントを獲得することができたが、ランキングは3位へ下がってしまった。